新撰 芸能人物事典 明治~平成 「深田光霊」の解説
深田 光霊
フカタ コウレイ
- 職業
- 吟詠家
- 肩書
- 淡窓伝光霊流日本詩道会会長・宗家
- 本名
- 深田 光(フカタ ヒカル)
- 出身地
- 大分県 大野郡緒方町
- 学歴
- 国学院大学卒
- 経歴
- 15歳の頃から詩吟に親しみ、大学在学中には全国学生吟詠連盟を結成。旧制中津中(中津南高)教諭を務めていた昭和12年、江戸時代の詩人・儒学者である広瀬淡窓の流れをくむ詩吟“淡窓伝光霊流”を創始した。15年に吟詠全国大会を開いて以来、戦中戦後の混乱期も休みなく全国大会を開き、吟詠の発展に尽くした。日本吟剣詩舞振興会特別顧問、日本コロムビアレコード吟詠音楽会会長、国際朗吟文化協会最高顧問などを歴任。著書に「淡窓伝光霊流精選詩集」、エッセイ「円転」などがある。
- 受賞
- 勲四等瑞宝章,藍綬褒章 大分合同新聞文化賞〔昭和54年〕
- 没年月日
- 平成15年 7月7日 (2003年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報