深見寅之助(読み)フカミ トラノスケ

20世紀日本人名事典 「深見寅之助」の解説

深見 寅之助
フカミ トラノスケ

明治・大正期の政治家 衆院議員(政友会)。



生年
明治10(1877)年11月2日

没年
昭和3(1928)年3月6日

出生地
愛媛県越智郡木浦村(現・伯方町)

経歴
今治の漢学者・菅周庵に師事商業に従事したのち、明治37年に東伯方村長となり、長きに渡って村政尽力。40年愛媛県議に当選し、4期の在任期間中に2度議長を務めた。大正9年には衆院議員となり、政友会に所属して1期在任。その後も政友会愛媛県支部の顧問として県政界に重きをなした。一方、今治瓦斯や愛媛自動車を創立して取締役となるなど、実業界でも活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「深見寅之助」の解説

深見寅之助 ふかみ-とらのすけ

1877-1928 明治-大正時代の政治家。
明治10年11月2日生まれ。37年愛媛県東伯方(ひがしはかた)村長となり,県会議員,県会議長をへて大正9年衆議院議員(政友会)。今治瓦斯(ガス)(現四国ガス),愛媛自動車を創立し取締役となった。昭和3年3月6日死去。52歳。愛媛県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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