深谷温泉(読み)ふかたにおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「深谷温泉」の意味・わかりやすい解説

深谷温泉
ふかたにおんせん

石川県金沢市の北郊にある温泉。天正(てんしょう)年間(1573~1592)に発見され、加賀藩主前田氏も利用したと伝える。泉質は含硫黄(いおう)泉で、とくに痔疾(じしつ)にきくといわれる。金沢駅やIRいしかわ鉄道(旧、JR北陸本線)森本(もりもと)駅からのバス便がある。

[矢ヶ崎孝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「深谷温泉」の意味・わかりやすい解説

深谷温泉
ふかたにおんせん

石川県金沢市の北郊にある温泉。 1200年以上前に諸国行脚の僧行基が発見したといわれ,近在の人たちの保養の場として親しまれてきた。泉質は硫黄泉泉温は 13℃。神経痛や痔疾などにきく。森下川支流沿いに宿が点在し,閑静な環境から保養客が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む