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硫黄泉 いおうせんsulphur spring

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫黄泉
いおうせん
sulphur spring

水硫イオンチオ硫酸イオンあるいは硫化水素を含む鉱泉。このうち遊離炭酸や遊離硫化水素を含むものを特に硫化水素泉といい,これを含まないものを狭義の硫黄泉という。日本に数多く,代表的なものは箱根湯本 (神奈川県) ,日光湯本 (栃木県) ,万座 (群馬県) ,野沢 (長野県) ,えびの (宮崎県) など。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版の解説

いおうせん【硫黄泉】

硫黄を含む鉱泉、または温泉。硫黄は硫化水素として含まれることが多く独特の臭気がある。皮膚病に効果がある。草津・那須など日本には多い。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫黄泉
いおうせん

硫黄分を含む温泉。狭義には単純硫黄泉、含硫黄ナトリウム塩化物泉(含食塩硫黄泉)、含硫黄ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉(含食塩重曹硫黄泉)をいい、広義には単純硫黄泉硫化水素型(硫化水素泉)、酸性含硫黄硫酸塩泉硫化水素型(酸性硫化水素泉)なども含まれる。硫黄は、コロイド硫黄、硫化水素ガスとして含まれるもののほか、硫黄イオン、水硫(すいりゅう)イオン、チオ硫酸イオン、まれにポリチオン酸イオンとして含まれることがある。硫化水素を多く含む温泉では湧出(ゆうしゅつ)後に酸化され、硫黄を析出するがこれが硫黄華である。硫黄泉の分布は、日本では温泉の約10%あまりで、皮膚病、神経痛、外傷後遺症などの治療に効能ありとされ、群馬県の草津温泉、万座温泉、長野県の野沢温泉、宮崎県のえびの高原温泉などが知られる。[綿抜邦彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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