添ノ川村(読み)そいのかわむら

日本歴史地名大系 「添ノ川村」の解説

添ノ川村
そいのかわむら

[現在地名]大月町添ノ川

福良ふくら川支流沿いで、熊森くまのもり(二八一・五メートル)南麓の村。「曾井ノ川」とも記す(元禄地払帳)。「土佐州郡志」は「添野川村 東限石原村界池上川、西限弘見村界投藪及畠之谷川、南限清王村界脱山峯、北限福良村界熊之森峯、四方各十六町許、其土多砂石」と記す。

村名は天正一七年(一五八九)広見村地検帳に「曾井ノ川村」とみえ、広見ひろみ村を構成する一村であった。検地面積五町三反余、屋敷数一〇うち居屋敷三。江戸時代の添ノ川村との地域的関係は明らかでない。江戸時代の当村は元禄地払帳によると総地高一七〇石余、うち本田高一一一石余(蔵入地、寛保郷帳も同高)、新田高一四四石余(貢物地)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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