清僧(読み)せいそう

精選版 日本国語大辞典 「清僧」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう【清僧】

〘名〙 戒律をよく守り、品行のよい僧。肉食妻帯などの破戒をしない僧。
※御伽草子・てこぐま物語(室町時代物語大成所収)(室町末)「じゅかひ、ぢりつの、せいそうの身として」
漂流記(1863)「行状あしければ人尊信せず、宗旨同宗にて、清僧と妻帯僧の二派有のみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「清僧」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう【清僧】

戒律を守り、品行の正しい僧。肉食・妻帯をしない僧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android