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肉食妻帯 にくじきさいたい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

肉食妻帯
にくじきさいたい

出家修行者が肉を食し,妻をめとること。中国仏教および初期の日本仏教では,このことをきびしく禁じた。親鸞は,大乗仏教の修行者のあり方として,妻をめとることをみずから公にし,阿弥陀仏の救済をひたすら信じた。明治5 (1872) 年,僧侶の肉食妻帯が許可された。

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デジタル大辞泉の解説

にくじき‐さいたい【肉食妻帯】

僧が肉食をし、妻をもつこと。戒律では禁じられているが、真宗・修験道では早くから認めている。

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大辞林 第三版の解説

にくじきさいたい【肉食妻帯】

(禁欲生活を送るべき)僧が魚肉を食べ、妻をもつこと。

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世界大百科事典内の肉食妻帯の言及

【肉】より

…物事を皮相にしか見ることができない肉眼とその他の四眼との比較の中にも肉の劣位が示されている。 元来,仏教では五戒の第1に殺生(せつしよう)戒をあげるが,日本でも肉食(にくじき)妻帯を俗世の姿とみなし,江戸末期までは真宗を除き出家に対して肉食妻帯を禁じていた。明治以後は他の宗派も妻帯を認めたが,肉食については現在もなお,精進料理が残っている。…

※「肉食妻帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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