デジタル大辞泉 「清原俊蔭」の意味・読み・例文・類語 きよはら‐の‐としかげ【清原俊蔭】 宇津保物語の登場人物。唐へ渡る途中、波斯はし国に漂着、仙人から七絃琴の秘曲と宝琴を授けられて帰朝。→京極上きょうごくのうえ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の清原俊蔭の言及 【宇津保物語】より …初巻に見える樹の空洞に基づくもの。[あらすじ] 清原俊蔭は王族出の秀才で若年にして遣唐使一行に加わり渡唐の途上,波斯(はし)国に漂着,阿修羅に出会い秘曲と霊琴を授けられて帰国し,それを娘に伝授する。俊蔭の死後,家は零落,娘は藤原兼雅との間に設けた仲忠を伴って山中に入り,大樹の洞で雨露をしのぎ仲忠の孝養とそれに感じた猿の援助によって命をつなぐ。… ※「清原俊蔭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by