20世紀日本人名事典 「清水安三」の解説
清水 安三
シミズ ヤスゾウ
大正・昭和期の教育者 桜美林大学総長;桜美林短期大学学長;桜美林学園理事。
- 生年
- 明治24(1891)年6月1日
- 没年
- 昭和63(1988)年1月17日
- 出生地
- 滋賀県高島郡新旭町
- 学歴〔年〕
- 同志社大学神学部〔大正4年〕卒,オベリン大学(米)大学院〔大正15年〕修了
- 学位〔年〕
- 神学博士(オベリン大学)〔昭和43年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等瑞宝章〔昭和41年〕,キリスト教功労者(第10回)〔昭和54年〕
- 経歴
- 同志社大神学部を出て、宣教師として北京へ。朝陽門外に崇貞学園を設立、終戦まで20数年貧しい中国の子女の教育にあたり、“北京の聖者”と称される。引き揚げ後、昭和25年桜美林学園を創立し、30余年で幼稚園から大学まで、約6千人を擁する総合学園に育てあげた。自由・自治教育がモットー。著書に「支那新人と黎明運動」「朝陽門外」「中江藤樹の研究」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報