20世紀日本人名事典 「清水美山」の解説 清水 美山シミズ ビザン 明治〜昭和期の陶画工 生年文久1年(1861年) 没年昭和6(1931)年 出身地加賀国金沢(石川県金沢) 経歴画を直江菱舟、岸井孝次に、陶画を笠間秀石に学ぶ。明治13年出京して、奥村忠平に薩摩焼の盛上絵付法を学ぶ。14年より金沢で陶画業。18年に松岡初次とともに陶画に金属の4分の1色をつけ、象嵌模様を現す法を創出。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水美山」の解説 清水美山 しみず-びざん 1861-1931 明治-昭和時代前期の陶画工。文久元年生まれ。金沢の人。陶画を九谷庄三(くたに-しょうざ)の門人笠間秀石にまなぶ。のち東京で薩摩(さつま)焼の盛り上げ絵付けの法を習得し,金沢で陶画業をいとなむ。明治18年陶画に朧銀(おぼろぎん)(四分一銀)をもちいて象眼模様をあらわす技法を創出した。昭和6年死去。71歳。初名は徳太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例