清滝姫(読み)きよたきひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清滝姫」の解説

清滝姫 きよたきひめ

奈良-平安時代前期,伝承上の女性。
桓武(かんむ)天皇皇女とつたえられる。平安遷都(せんと)の夫役をつとめた安房(あわ)(千葉県)山田村の孫三郎をみそめ,恋歌の応酬後に結ばれて山田村にすんだ。天皇は姫の守り本尊を村に安置し,七堂伽藍(がらん)を建立したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android