清阪峠(読み)きよさかとうげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「清阪峠」の意味・わかりやすい解説

清阪峠
きよさかとうげ

大阪府茨木市(いばらきし)と京都府亀岡市(かめおかし)の境界にある清阪街道(亀岡街道から分岐)の峠。標高284メートル。大阪地方と亀岡を経て日本海側を結ぶ最短コースであるが、重量運搬に適さず、1892年(明治25)、佐保川沿いに余野(よの)に出て能勢(のせ)街道に合する新亀岡街道が設けられた。沿道の千提寺(せんだいじ)は隠れキリシタンの里で知られる。

前田 昇]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清阪峠」の意味・わかりやすい解説

清阪峠
きよさかとうげ

京都府亀岡市と大阪府茨木市の境にある峠。標高 284m。両市を結ぶ清阪街道が通じ亀岡盆地と大阪とを結ぶ最短路をなしている。

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