減反自主参加(読み)げんたんじしゅさんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「減反自主参加」の意味・わかりやすい解説

減反自主参加
げんたんじしゅさんか

政府は米の需給調整をはかるため、作付け面積を制限する減反政策を強化しているが、この動きに反発する動きが1997年(平成9)春に岩手県東和町(現花巻(はなまき)市)で顕在化した。従来の地方自治体単位の減反面積割り当てを拒否し、自主参加に切り替えるべきとの主張だった。この反旗は政府の説得工作で挫折したが、農水省の減反政策を大きくかえる契機となった。政府は98年度産米から農家の自主性を尊重し、減反に参加する農家に対しては奨励金を支給し、参加しない農家には支給しないだけで、ペナルティを課さなくした。

[尾野村祐治]

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