減損ウラン(読み)げんそんウラン

大辞林 第三版の解説

げんそんウラン【減損ウラン】

ウラン二三五の含有率が使用前より減少した核燃料のウラン。増殖炉で使われる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

げんそん‐ウラン【減損ウラン】

〘名〙 (ウランはUran) 核燃料の有効成分であるウラン二三五の存在比がもとの燃料より低下したもの。プルトニウムへの転換用に使用する。

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世界大百科事典内の減損ウランの言及

【ウラン】より

…天然ウラン,濃縮ウランはともに核燃料として使用される。また,ウラン濃縮の際に生じる,235Uの割合が天然のものよりも少なく238Uの割合が多くなったものを減損ウランあるいは劣化ウランdepeted uraniumと呼ぶ。238U自身は核分裂性ではないが,中性子の捕獲とβ崩壊をくりかえすことによって核分裂性のプルトニウム239239Puに変化する核燃料親物質として重要である。…

【核燃料サイクル】より

…気体状のUF6とされた天然ウランは,ガス拡散法,ガス遠心分離法などの方法で濃縮される。この濃縮過程で,天然ウランは製品である濃縮ウランと廃棄材である劣化ウラン(減損ウランとよぶこともある)とに分けられる。天然ウランの235U含有率(濃縮度)0.7%に対して,濃縮ウランの濃縮度は3~4%,廃棄材のそれは0.2~0.25%に設計される。…

※「減損ウラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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