減税日本(読み)ゲンゼイニッポン

デジタル大辞泉 「減税日本」の意味・読み・例文・類語

げんぜい‐にっぽん【減税日本】

愛知県地盤とする地域政党。平成22年(2010)名古屋市長の河村たかしが同市議選に向けて結成して勝利し、第一党となった。行政のスリム化を主張。平成24年(2012)、国政進出をめざし日本未来の党に合流して衆院選を戦ったが、系列候補が落選。その後は地方政治を主とした活動に戻っている。(2014年11月現在)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「減税日本」の解説

減税日本

名古屋市長の河村たかしを代表とする地域政党。2010年に設立された。11年より愛知県知事・大村秀章が率いる「日本一愛知の会」と統一会派を組み連携してきたが、12年、河村市長の海外視察中に大村知事が「中京維新の会」設立を発表したことから両者の関係が決裂以後、河村市長は現職国会議員への働きかけを強め、国政政党になるための要件である5人以上の国会議員を確保するめどが立ったとして、同年に減税日本の国政政党化を発表、日本一愛知の会や中京維新の会と選挙区で対決する姿勢を明らかにした。政党テーマには、これまで主張してきた「脱原発」と「地方税・消費税減税」に加え、新たに「国会議員歳費半減」「衆院定数の80削減」を盛り込むとしている。

(2012-08-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android