地域政党(読み)チイキセイトウ

デジタル大辞泉 「地域政党」の意味・読み・例文・類語

ちいき‐せいとう〔チヰキセイタウ〕【地域政党】

特定の地域の地方議会などで活動するか、地域の利益を国政に反映させることを目的とした政治団体通称地方政党ローカルパーティー。→国政政党
[補説]公職選挙法では、政党要件を満たさないため政治団体と呼ばれる。北海道の新党大地、名古屋市を中心に活動する減税日本、大阪府を基盤とする大阪維新の会などが知られる。後二者は著名な元国会議員タレント首長選で勝利し結成したため、首長新党とも呼ばれる。海外ではイギリススコットランド民族党カナダケベック連合などが有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「地域政党」の解説

地域政党

地域の政治課題に取り組むことを目的とする政治団体が地域政党と呼ばれる。1950年に結成された沖縄社会大衆党などが含まれる。政党助成法は国会議員の人数国政選挙得票率を政党の要件にしているため、助成制度の対象外となっている。橋下徹元大阪市長が代表を務めた大阪維新の会や、河村たかし名古屋市長が立ち上げた減税日本のように首長が率いるケースも多い。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android