渡辺玉子(読み)ワタナベ タマコ

20世紀日本人名事典 「渡辺玉子」の解説

渡辺 玉子
ワタナベ タマコ

明治〜昭和期の社会事業家



生年
安政5年(1858年)

没年
昭和13(1938)年

出生地
群馬県

経歴
明治34年横浜婦人慈善会理事となり、日露戦争当時の婦人活動を指導。41年横浜孤児院院長、同保育院院長となり、また女子神智学校を創立した。大正12年には横浜連合婦人会を結成、関東大震災後の復興に尽力した。日本赤十字社篤志看護婦人会神奈川県支会副会長なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「渡辺玉子」の解説

渡辺玉子 わたなべ-たまこ

1858-1938 明治-昭和時代前期の社会事業家。
安政5年3月5日生まれ。明治7年実業家渡辺福三郎と結婚。34年横浜婦人慈善会理事,41年横浜孤児院長となり,同年女子神智学校を創立。大正12年関東大震災では横浜連合婦人会を組織して復興につとめた。昭和13年10月26日死去。81歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身旧姓大河原。本名たま。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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