渡辺館跡(読み)わたなべやかたあと

日本歴史地名大系 「渡辺館跡」の解説

渡辺館跡
わたなべやかたあと

[現在地名]左京区一乗寺堀ノ内

一乗寺いちじようじ村内の北、曼殊まんしゆ院の西にある。戦国時代、一乗寺に勢力を張った土豪渡辺氏の居館。渡辺氏は田中たなかから一乗寺にかけて勢力をもった一族で、田中の渡辺に対し、一乗寺の渡辺は北渡辺と称されたという(家伝)。天正元年(一五七三)七月、足利義昭織田信長によって京都を追放された時、義昭に与同した田中の渡辺氏が、「公方様御同意として、叡山の麓一乗寺に足懸り拵へ、渡辺宮内少・磯貝新右衛門両人楯籠り候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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