ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「温熱作業環境」の意味・わかりやすい解説 温熱作業環境おんねつさぎょうかんきょう 作業環境の条件として温度と湿度の2つを考慮した場合をいう。環境の温度変化にもかかわらず,人間の体温は絶えず恒温を維持している。しかし,最も作業能率の高まる至適温度が存在する。たとえば,坐業では 20℃前後,知的作業では 15~18℃,激しい運動を伴う筋肉作業では 10~15℃が至適温度と考えられている。異常な高温下で作業した場合には,高温障害が生じることがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by