温知館跡(読み)おんちかんあと

日本歴史地名大系 「温知館跡」の解説

温知館跡
おんちかんあと

[現在地名]宇土市新小路町

宝暦一三年(一七六三)宇土支藩主細川興文(月翁)が、儒学による士風の統一を図るため宗藩の儒者江口恵次郎、処士河添弥五郎を招き、藩邸外新小路しんこうじに設立した藩校で、校名は「論語」の温故知新からとった。用書は四書五経のほか小学・近思録左国史漢・温公通鑑など、また書道習礼なども教授した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 本館

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む