温血(読み)オンケツ

デジタル大辞泉 「温血」の意味・読み・例文・類語

おん‐けつ〔ヲン‐〕【温血】

あたたかい血。⇔冷血れいけつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「温血」の意味・読み・例文・類語

おん‐けつヲン‥【温血】

  1. 〘 名詞 〙 あたたかい血液。温血動物の血液。⇔冷血
    1. [初出の実例]「此ぬくちは生鳥の温血をかひて鳥をあたたむるなりといへば」(出典:雅言集覧(1826‐49))

ぬく‐ち【温血】

  1. 〘 名詞 〙 生きている動物のあたたかい血。生血(いきち)
    1. [初出の実例]「秋よりも見しおもかげのまさりけりぬく血飼ひては鷹つのる哉」(出典:定家鷹三百首(1539)冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android