日本歴史地名大系 「温見金山」の解説 温見金山ぬくみきんざん 福井県:大野市温見村温見金山[現在地名]大野市温見雲(くも)川の支流温見川の東岸に位置し、江戸時代初期に稼働した金山。具体的史料は欠くが、貞享二年(一六八五)の「越前地理指南」に「北ニ金山の跡アリ」と記す。しかし天明四年(一七八四)一一月の温見村年貢免状(山崎家文書)に「永一貫文 金山運上」とみえ、細々ながら稼働していたと思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by