湛寂(読み)たんじゃく

精選版 日本国語大辞典 「湛寂」の意味・読み・例文・類語

たん‐じゃく【湛寂】

  1. 〘 名詞 〙 深くひっそりとして静かなこと。湛静
    1. [初出の実例]「法流湛寂、拕之、莫其深」(出典:新撰遊覚往来(14C前か)一二月一〇日)
    2. [その他の文献]〔唐太宗‐大唐三蔵聖教序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「湛寂」の読み・字形・画数・意味

【湛寂】たんせき

奥深くものしずか。唐・太宗〔大唐三蔵聖教の序〕今妙凝玄(ぎやうげん)、之れに(したが)うて其の際を知る(な)く、法湛寂にして、之れを(く)むも其の源を測る(な)し。

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