湧出山古墳(読み)ゆるぎやまこふん

日本歴史地名大系 「湧出山古墳」の解説

湧出山古墳
ゆるぎやまこふん

[現在地名]高月町唐川

高月町と木之本きのもと町の境にある独立丘陵湧出山(一九九・九メートル)の東北側に張出した尾根筋の中腹斜面(標高一八三・八メートル、比高約九三メートル)に位置する五世紀末の円墳。県指定史跡。規模は直径一二・四メートル、傾斜面に築造されているため墳丘の高さは傾斜の高所側と低所側で異なり、裾部から墳頂まで最大で一・六メートル、最小で〇・四メートル。墳頂および裾部に埴輪を二段にめぐらしている。埴輪は墳頂部で五四基、裾部で七九基が配置されていたと想定され、円筒埴輪が主で、ほかに朝顔形埴輪若干と、主体部近くで家形埴輪と考えられる形象埴輪片が出土している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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