日本歴史地名大系 「湯倉神社」の解説 湯倉神社ゆくらじんじや 北海道:渡島支庁函館市旧湯川村地区下湯川村湯倉神社[現在地名]函館市湯川町二丁目湯(ゆ)の川の下流部西岸、湯の川(ゆのかわ)温泉街に隣接して鎮座。祭神は大名牟遅命・少彦名命。旧村社。承応年中(一六五二―五五)の勧請、明和年中(一七六四―七二)に再建と伝える(渡島国地誌提要)。明治初年の神仏分離政策が施行された際、当社は承応年間から伝持してきた由緒ある仏像をいったん提出するものの、調査が終り次第返却してほしい旨を申出たという(明治四年「社寺届」道立文書館蔵、「函館市史」)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by