湯入村(読み)ゆのいりむら

日本歴史地名大系 「湯入村」の解説

湯入村
ゆのいりむら

[現在地名]舘岩村はな

湯岐ゆのまた村の南、水引みずひき(湯ノ岐川)右岸谷間にある。「会津風土記」に「湯入」とある。元禄七年(一六九四)の村明細帳(星家文書)によると高三八石余、反別九町六反余で畑のみ。寛延(一七四八―五一)頃の村々覚帳(同文書)では免二ツ六分、家数八・人数三一。化政期の家数五(新編会津風土記)。明治四年(一八七一)には無戸・無人であった(人員録)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android