湯舟沢遺跡(読み)ゆふねさわいせき

日本歴史地名大系 「湯舟沢遺跡」の解説

湯舟沢遺跡
ゆふねさわいせき

[現在地名]滝沢村滝沢 湯舟沢

ぬま森・谷地やち山の東裾部の端、市兵衛いちべえ川支流の開析を受けて形成された低起伏の標高約二三〇メートルの狭い段丘上にある。昭和五〇年(一九七五)と翌五一年分布調査と試掘が行われ、同五七年・五八年に本調査が行われた。検出された遺構は、竪穴住居跡四〇棟、炉跡および焼土遺構九三基、ピット一一九基、落し穴状遺構二二基。竪穴住居跡は縄文時代中期一棟、後期一三棟、晩期一一棟、不明四棟、弥生時代一一棟である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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