湾間切(読み)わんまぎり

日本歴史地名大系 「湾間切」の解説

湾間切
わんまぎり

喜界島の南西部北側に置かれた行政区分。設置時期は不明だが、琉球王国時代にさかのぼるとみられる。正保琉球国絵図に「わん間切」とみえ、間切高一千八六二石余。寛文八年(一六六八)の琉球国郷帳には「碗間切」とあり、田方一千三七一石余・畠方四七九石余、桑役一〇石余。元禄五年(一六九二)喜界島与人を一人増やして六人とするにあたり、湾間切与人の湾村中里なーとう村・ぐすク村(城久村)山田やまだ村・川岸村(川嶺村)五ヵ村で、一千九九四石余と定めている(「喜界島帳留」列朝制度)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む