湿霧(読み)シツム

デジタル大辞泉 「湿霧」の意味・読み・例文・類語

しつ‐む【湿霧】

地上の物がしっとりとぬれるほどの大きな水滴からなる霧。⇔乾霧かんむ

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精選版 日本国語大辞典 「湿霧」の意味・読み・例文・類語

しつ‐む【湿霧】

  1. 〘 名詞 〙 地面などがぬれるほど直径の大きな水滴からなる霧。
    1. [初出の実例]「二十三日 湿霧風平」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

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世界大百科事典(旧版)内の湿霧の言及

【霧】より

…地面の暖かい空気が冷たい水面へ流れる場合,水面の湿った暖かい空気が冷たい沿岸域へ流れる場合,海で発生した海霧が沿岸域へ流れ込む場合の三つの移流霧と,暖かい水面の蒸発によって水蒸気の補給を受ける蒸気霧とがある。(3)霧粒の状態による分類 (a)湿霧 地物がぬれるほど十分に大きな水滴からできている霧。この逆を乾霧ということもある。…

※「湿霧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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