日本歴史地名大系 「源氏ヶ峰遺跡」の解説 源氏ヶ峰遺跡げんじがみねいせき 香川県:木田郡牟礼町牟礼村源氏ヶ峰遺跡[現在地名]牟礼町牟礼五剣(ごけん)山(三六六・二メートル)と源氏ヶ峰(二一七・二メートル)の間の鞍部にあり、野田場(のだば)遺跡ともいう。明治三七年(一九〇四)銅鐸一口が出土し、現在六萬(ろくまん)寺が所蔵する。銅鐸は総高三九・三センチの六区袈裟襷文で扁平鈕式。鈕の欠損部に沿って小さな穿孔が外側に一九個、内側に二個ある。補鋳用の穿孔とされており、きわめて珍しい事例といえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by