溜水(読み)たまりみず

精選版 日本国語大辞典 「溜水」の意味・読み・例文・類語

たまり‐みず‥みづ【溜水】

  1. 〘 名詞 〙 一か所にたまっていて流れない水。水たまり。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
    1. [初出の実例]「之を深浅に挍(くら)ぶれば即ち、行潦(〈注〉タマリミズ)の江湖に類せるなり」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)一〇)

ため‐みず‥みづ【溜水】

  1. 〘 名詞 〙 溜池など水をためたところ。また、消火用などのために溜めておく水。〔書言字考節用集(1717)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「溜水」の読み・字形・画数・意味

【溜水】りゆうすい

溜り水。

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