日本歴史地名大系 「溝咋神社」の解説
溝咋神社
みぞくいじんじや
五十鈴媛命・溝咋耳命・天日方奇日方命・素盞嗚尊・天児屋根命を祀る。「延喜式」神名帳
「日本書紀」神代巻に、事代主神と三島溝姫(玉櫛姫)との間に生れたのが姫蹈
五十鈴姫命で、この姫が後に神武天皇の正妃となったとあり、同書神武即位前紀庚申年八月一六日条にも同様の話がみえ、玉櫛姫は三島溝
耳神の娘とされている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報