溢美の言(読み)いつびのげん

故事成語を知る辞典 「溢美の言」の解説

溢美の言

ほめすぎのことば。

[使用例] 善政があるとみな瞻せんのなしたようにいわれた。しかし、その名声はすこし溢美に過ぎていたようである[吉川英治*三国志|1939~43]

[由来] 「荘子―人じん間かん世せい」の一節から。人と人との間を取り持つことのむずかしさについて、「お互いが相手を好きである場合には、『溢美の言(ほめる気持ちに溢あふれたことば)』が多くなり、お互いが嫌っている場合には、『溢悪の言(嫌う気持ちに溢れたことば)』が多くなる。どちらも真実からは離れたことばだから、間に立つ者は気をつけないといけない」と述べています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む