精選版 日本国語大辞典 「溢者」の意味・読み・例文・類語 あぶれ‐もの【溢者】 〘 名詞 〙 ( 「あふれもの」とも )① 無頼で、持て余されている者。ならず者。ごろつき。[初出の実例]「今はさやうなるあぶれもの、出でくまじげなる世にこそ」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)四)② 仕事にありつけない者。失業者。浮浪者。[初出の実例]「さけのあふれものがでたの」(出典:洒落本・山下珍作(1782)任風貌者) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例