最新 地学事典 「溶存ガス」の解説
ようぞんガス
溶存ガス
dissolved gas
水などの溶質に溶解しているガスの総称。地下水中の溶存ガスとしては,水が地下に浸透する際に取り込んだ大気中の成分,地下を流動中に新たに加わったものなどがある。溶存ガスを利用して,水の年代や起源,涵養時の温度などを推定することができる。溶存ガスの測定の際は,空気と混合しないよう,水試料中からガス成分を分離させて行う。また,溶存ガスを含む地下水では,圧力が低下すると,溶存ガスが遊離する。
執筆者:荒居 香織
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

