デジタル大辞泉
「溶質」の意味・読み・例文・類語
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よう‐しつ【溶質】
- 〘 名詞 〙 溶液中に溶けている物質。液体同士が溶けあっているときは、量の少ない方をいう。〔稿本化学語彙(1900)〕
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溶質 (ようしつ)
solute
溶液をつくるさいに溶かすべき物質(気体,液体,固体)を溶質という。たとえば食塩の水溶液についていえば,溶質は食塩であり,溶質に対して溶かす成分である溶媒は水である。溶質が液体(たとえばエチルアルコール)の場合に溶質が溶媒(たとえば水)に無制限に溶けることがある。このような場合は溶質と溶媒の区別はしにくいが,存在している量または割合の小さいほう(50%以下)を溶質ということが多い。
執筆者:橋谷 卓成
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溶質
ようしつ
solute
溶体(溶液)のうちで、分量(分子数)の少ないほうを溶質、多いほうを溶媒という。気体、液体、固体のいずれでもかまわない。普通には、「溶けているもの」が溶質、「溶かしているもの」が溶媒である。砂糖水なら、砂糖が溶質、水が溶媒ということになる。
[山崎 昶]
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溶質【ようしつ】
溶液の一成分で,他の成分(溶媒)に溶けている物質。たとえば,砂糖水のうちの砂糖(ショ糖),食塩水中の食塩。
→関連項目過飽和|溶解
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溶質
ようしつ
solute
1つの溶液において,溶かされた成分を溶質といい,溶質を溶かすのに用いた成分を溶媒という。溶質は気体,液体,固体いずれでもよい。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
溶質
溶液の成分で,溶けている物質の方.固体,液体,気体いずれの場合もある.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報