滕王閣(読み)トウオウカク

デジタル大辞泉 「滕王閣」の意味・読み・例文・類語

とうおう‐かく〔トウワウ‐〕【滕王閣】

太宗の弟、滕王(李元嬰りげんえい)が築いた高殿中国江南省南昌市の西南にあった。王勃おうぼつの詩で、また画題としても有名

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精選版 日本国語大辞典 「滕王閣」の意味・読み・例文・類語

とうおう‐かくトウワウ‥【滕王閣】

  1. 中国の唐代、太宗の弟の滕王李元嬰(げんえい)が、洪州(江西省南昌)の西南に建てた高殿の名。唐初の詩人王勃の序によって著名

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世界大百科事典(旧版)内の滕王閣の言及

【南昌】より

…解放後は省都として工業開発がはかられているが,資源の不足,幹線鉄道から離れていることなどから相対的に遅れている。 市内には南昌起義総指揮部旧址など,南昌蜂起に関連した革命遺跡が多く残されているほか,唐太宗の弟滕王(とうおう)李元嬰が洪州都督のとき建てたという滕王閣,唐・宋以来名勝の地として有名な百花洲をはじめ,南朝に創建されたという佑民寺,普賢寺,大安寺などの寺院,孺子亭,南浦亭,縄金塔などの古跡があり,歴史の古い都市の豊かさを示している。【秋山 元秀】。…

※「滕王閣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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