日本歴史地名大系 「滝ヶ原村」の解説 滝ヶ原村たきがはらむら 石川県:小松市旧江沼郡地区滝ヶ原村[現在地名]小松市滝ヶ原町動橋(いぶりばし)川上流の宇谷(うだに)川流域にあり、北は那谷(なた)村、東は菩提(ぼだい)村。村内は東口(ひがしくち)村・追分(おいわけ)村・一(いち)ノ谷(たに)村(市谷村)・三ッ谷(みつや)村(三ッ屋村)・牧(まき)村(槙村)・円句(えんく)村(円具村)・下(しも)村の七村に分れ、滝ヶ原七ヵ村といわれた。村名は下村に高さ一〇尺余の滝があるためという(小松市史)。正保郷帳では高八四七石余、田方四二町三反余・畑方一〇町六反余。天保二年(一八三一)の村御印(小松市史)では高七四八石、免五ツ三分、小物成に山役三八二匁余・松木役七匁・茶代役二匁余がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by