滝名川(読み)たきながわ

日本歴史地名大系 「滝名川」の解説

滝名川
たきながわ

町西端、土館つちだて西奥部にあたる奥羽山脈鍵掛かぎかけ(標高七〇七メートル)に発し、東流して山王海さんのうかい地域から稲荷いなり坂の峡谷を東北流し、志和しわ稲荷神社前に達し、ここで左岸高水寺こうすいじ堰を分流しながら本流上平沢かみひらさわ稲藤いなふじ・土館・片寄かたよせなどの豊かな田園地帯を南東流して犬渕いぬぶちで北上川に合流する。流程一九キロ余の一級河川で、郡内最長の川。天明年間(一七八一―八九)二度にわたって当地方を旅した菅江真澄は、「けふのせば布」に「かくて細きながれをたくな河とてわたれば、ゆふべになりぬ」、また「岩手の山」に「ゆくゆく小川あり、名をとへば多具那河とこたふ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む