滝新村(読み)たきしんむら

日本歴史地名大系 「滝新村」の解説

滝新村
たきしんむら

[現在地名]高岡市滝新

芹谷野せりだにの段丘の北部西側に位置。西および南は段丘下の滝村、北は中野若杉新なかのわかすぎしん村、東は小泉新こいずみしん村。芹谷野新開により寛文四年(一六六四)に成立し、新開高一二四石余、同六年に図免一ツ、半収納となった(「寛文元禄高方旧記抜書」石川家文書)。持高構成は一〇石以上二人、一〇石未満一六人(折橋家文書)野下のしたの滝村が親村。延宝四年(一六七六)の役家数八、肝煎は滝村太郎兵衛が兼帯(「礪波郡村肝煎給米図り帳」川合家文書)。元禄一二年(一六九九)の家数一五(前掲旧記抜書)。天保一〇年(一八三九)の高は一五五石余・免二ツ六歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android