滝沢鶏忠(読み)たきざわ けいちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝沢鶏忠」の解説

滝沢鶏忠 たきざわ-けいちゅう

1765-1786 江戸時代中期の狂歌師
明和2年2月16日生まれ。滝沢馬琴の兄。書にたくみで,幕府留守居役の高井直照らに右筆(ゆうひつ)としてつかえる。四方赤良(よもの-あから)(大田南畝(なんぽ))にまなび,緑糸近勝と号した。天明6年8月4日死去。22歳。江戸出身。名は興春。通称は常三郎,初右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android