滝貞村(読み)たきさだむら

日本歴史地名大系 「滝貞村」の解説

滝貞村
たきさだむら

[現在地名]院内町滝貞

恵良えら川の支流あまり川に沿って続く谷筋の最奥部にあたり、西は小平こびら村、北は平原ひらばる村。正平五年(一三五〇)一〇月一八日の宇佐郡院内恒松名内武貞名四方差案(滝貞文書)に「豊前国宇佐こおり、ゐんない恒松名之内、たけさた名之事」とあり、「四方堺之事、東をかきる所遍山、河たち、南ハ記太郎畑、西のむた水なかれを見わたす、西ハ河たち、北ハ松尾水なかれくミちまて」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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