滝野すずらん丘陵公園(読み)たきのすずらんきゅうりょうこうえん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「滝野すずらん丘陵公園」の意味・わかりやすい解説

滝野すずらん丘陵公園
たきのすずらんきゅうりょうこうえん

北海道札幌市の外郭を形成する山系と石狩(いしかり)平野中間丘陵地に位置する国営公園。北海道で初の国営公園として1978年(昭和53)に事業開始し、1983年に一部開園した。総面積396ヘクタールの敷地内には、丘陵地に広がる森、厚別(あつべつ)川、落差約30メートルのアシリベツの滝など恵まれた自然資源を有し、野鳥、リス類、キタキツネなどが生息する。炊事遠足広場、サイクリングコース、展望台、歩くスキーコースなどが整備されている。1989年(平成1)には宿泊ゾーンの青少年山の家、さらに1994年オートリゾート、1997年「つどいの森」、1999年ファミリーゲレンデ、2000年(平成12)カントリーガーデンと「こどもの谷」が開園するなど順次整備され、2010年5月の自然観察エリアの完成により、全面開園した。

[編集部]


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