漁笛(読み)ぎょてき

精選版 日本国語大辞典 「漁笛」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐てき【漁笛】

  1. 〘 名詞 〙 漁夫の吹く笛。
    1. [初出の実例]「漁笛声々昏月後、暗香吹度打風」(出典:黙雲詩藁(1500頃)掀篷梅図)
    2. [その他の文献]〔杜牧‐登九峯楼詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「漁笛」の読み・字形・画数・意味

【漁笛】ぎよてき

漁夫の吹くふえ。元・呉鎮〔(王)右丞の春渓捕魚〕詩 (ぜんたん)(あみ)あり、後 魚や魚や、何(いづ)くにぞ 桃錦浪、楊の村 浦(ほじよ)忽ち漁笛のを聞く

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