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中国、元(げん)代の在野の文人画家。いわゆる元末の四大家(黄公望(こうこうぼう)、呉鎮、倪瓚(げいさん)、王蒙(おうもう))の一人で、新しい山水画様式を、強い個性で樹立し、後世の文人画の指標となった。また墨竹の大家。字(あざな)は仲圭。すこぶる梅を愛し、梅花道人と号した。浙江(せっこう)省嘉興魏塘(ぎとう)の人。終生官に仕えず、易卜(えきぼく)をしたり、また村塾を開くなどして、郷里で貧しいまま文人的生活を送った。四大家の他の3人は互いに交流したが、呉鎮は交渉をもたなかった。画風は、山水は董源(とうげん)、巨然(きょねん)を学び、晩年は略筆化を進め簡略な筆致を特徴とし、墨竹は文同を学んだ。明(みん)代に呉鎮の題詩を集めた『梅花道人遺墨』がある。
[星山晋也]
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1280~1354
元の画家。嘉興(かこう)の魏塘鎮(ぎとうちん)(浙江(せっこう)省)の人。元の四大家の一人。宋の董源(とうげん),巨然(きょねん),特に巨然の点描法の山水画を学び,馬遠(ばえん),夏珪(かけい)の院体画風も加味した。山水のほか,墨竹,草書,詩に長じ,梅花道人と号して貧窮の隠遁生活を送った。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…中国,元末から明初にかけて活躍した黄公望,呉鎮,倪瓚(げいさん),王蒙の4人の文人画家。ともに董源,巨然を学び元初の趙孟頫(ちようもうふ)などの復古主義の成果をふまえ,おのおのが強い個性を反映して独自の山水画様式を樹立した。…
※「呉鎮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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