漆沢新田村(読み)うるしざわしんでんむら

日本歴史地名大系 「漆沢新田村」の解説

漆沢新田村
うるしざわしんでんむら

[現在地名]河東町八田はつた

日橋につぱし川左岸に位置し、南東八田野はつたの村、南は丘陵を隔てて生井なまい新田村。寛永一五年(一六三八)八田野村の六右衛門による開村という。同一八年の検地で高四〇石余、宝永三年(一七〇六)には高三二〇石余と増加する(「御国中郡分村付組切覚帳」鈴木家文書)。代田組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高三五四石余。化政期の家数二一(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android