漉す(読み)コス

デジタル大辞泉 「漉す」の意味・読み・例文・類語

こ・す【×漉す/×濾す】

[動サ五(四)]かすや不純物を取り除くために、布・網・紙や砂などをくぐらせる。「水を―・す」「味噌を―・す」
[可能]こせる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「漉す」の意味・読み・例文・類語

こ・す【漉・濾】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 水、酒、餡、みそなどについて ) 布、砂、紙などの細かい隙間を通して不純な成分を取り除く。濾過(ろか)する。また、比喩的に用いて、気持や物の浄化されることについてもいう。
    1. [初出の実例]「其土を取て高く壇のやうにして、下に穴をほりて上へ水をかけて塩を漉てとれば」(出典:史記抄(1477)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む