漉油(読み)コシアブラ

デジタル大辞泉 「漉油」の意味・読み・例文・類語

こし‐あぶら【×漉油/金漆】

ウコギ科の落葉高木。山地自生樹皮は灰色。葉は手のひら状の複葉で、小葉は縁にぎざぎざがある。夏、淡黄緑色の小花が集まってつき、秋に黒紫色の実を結ぶ。材は経木はしなどにする。名は、樹脂をこして金漆ごんぜつ・きんしつとよぶ塗料を作ったのにちなむ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「漉油」の解説

漉油 (コシアブラ)

学名Acanthopanax sciadophylloides
植物。ウコギ科の落葉高木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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