デジタル大辞泉
「自生」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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じ‐せい【自生】
- 〘 名詞 〙
- ① 自然に生ずること。特に、生物がある地域に人間の保護を受けないで自力で増殖し生育していること。植物では、特に栽培品から逸出したものや、帰化、外来など人為的に持ち込まれたものは除き、本来その地域の植物相の一員であるものに限っていう。広義には「野生」と同義。
- [初出の実例]「備要云硫酸銅は銅山の銅幾斯(キース)を産する処に自生し」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)
- 「諸国山林に自生多しと雖ども其花を愛して庭際に栽ゆるものあり」(出典:植物小学(1881)〈松村任三訳〉一〇)
- [その他の文献]〔荘子‐在宥〕
- ② 自分自身で生きること。〔老子‐七〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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自生
鉱物が存在する場所で形成された場合.火成岩では,自生鉱物は現在見られる岩石が形成されたマグマから直接結晶作用でできたものをいう.堆積岩では,例えば,粘土鉱物や長石などのようにすでに堆積した物質がその場所で成長したものに用いる[Kalkowsky : 1880, Johnnsen : 1931, Pettijohn : 1949].authigene, authigenetic, authigenousなどはみな同義.ギリシャ語のauthiはあるべき場所,genesisは起源の意味.
自生
現場で生成された物質に用いる語.岩石の生成と同時あるいはその後に生成された部分をいう.他生(allogenic)に対する語である.
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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普及版 字通
「自生」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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