共同通信ニュース用語解説 「潜伏キリシタン遺産」の解説
潜伏キリシタン遺産
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 江戸時代初期から明治時代初めまで2世紀以上に及んだ禁教下、ひそかにキリスト教を信仰した人々にまつわる史跡や集落からなる。長崎県には、徳川幕府の弾圧を受けたキリシタン農民らが1637年に蜂起した島原の乱の舞台となった原城跡や、信徒が幕末の1865年にフランス人神父に信仰を告白した大浦天主堂など7市町に11資産が所在。熊本県天草市には、貝殻の内側の模様を聖母マリアに見立てて祈った崎津集落がある。
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